発達障害による学習の遅れで、クラスに馴染めない、学校が楽しくないと思っている児童は大勢います。得意不得意分野がはっきりしている場合が多いので、不得意分野に関しては特別の配慮が必要です。また時間も当然多くかかるわけですから、根気も必要になってきます。学習支援とは、将来社会人として自立することを目的としていますから、不得意分野の克服のみではなく、得意分野を更に伸ばして本人の希望する進学や就職に有利な状態へ導くことが大切です。さらにコミュニケーション能力をミニ付けることが可能になります。学習支援を利用するに当たり、カウンセリングにより学習支援スタッフとの相性や細かな学習段取り、スタッフの発達障害への理解や専門知識の深さなどを十分検討することが重要になります。